「キヨは悲しませたくないと思って、

死ぬ瞬間を見せないようにいったんだよ。

本当に優しい子だよね。」

昨日、職場の先輩から言われた。

ミステリーと言う勿れというドラマの一場面をみて、

キヨもそうだな！って思ってくれたらしい。

キヨ。

どっちも悲しいよ・・・

でも、キヨの優しさなんだとしたら、

キヨは優しい子だったなと思わずにはいられない。

そして、キヨがいなくなってもうすぐ1年経つのに

職場の人がキヨのことを思い出してくれる、話してくれる。

それ自体が、キヨがいかに愛されていたか、

キヨがいかに可愛い子だったかをあらわしてるなと思った。

キヨが倒れていた時の写真が

まだスマホの中にある。

大きく表示させてみることはできない。

横たわってる状態で、

見ようによっては寝てる風にも見えるはずなのに

小さく表示させた状態でも、

どうみても死んで固まってるようにしか見えない。

何が違うんだろうね・・・

キヨに会いたい。

キヨがおばあちゃんになるまでみていたかった。

もうすぐ1年だけど、

思い出した時の悲しみは何も変わらない。

キヨ、今でも家でキヨの話題は毎日のように出るんだよ。

キヨがいないことは悲しいけど、

悲しい記憶として闇に葬られるんじゃなくて、

大事な存在として今も話題に出てきてくれて

ありがとう。

キヨ大好きだよ。