キヨとぽーそれからごえもん

シャーシャー猫だった保護猫清子(♀)、清子の妹分:保護猫ぽー(♀)、ぽーの後輩猫:保護猫ごえもん(♂)の日常

ドンくんのトライアル

トライアル中止理由は

旦那のアレルギーだった。


ドンくんは自分でグルーミングできないので、

抜け毛が多く、

毛もベタベタしていて、

フケも多かった。


毛質が柔らかく、宙を舞うタイプだったのも

アレルギー症状が出る一因だったのかな。


トライアル3日目から、

ドライシャンプーをほぼ毎日して、

毛はサラサラ、ふさふさになった。

でもフケはあんまり変わらなかった気がする。


ドンくんをリビングフリーにしたら、

掃除機、コロコロ、クイックルをして

なるべく毛やフケが部屋に残らないようにした。


旦那の症状は初日、2日目よりは

良くなったようだったけれど、

鼻水、くしゃみ、ダルさが続いてた様子。


トライアル6日目の朝、

ごめん…って言われた。




…というのは、表向きの理由。

もちろん、中止理由の大半は上記。

でも旦那は症状だけでなく、

ドンくん自体を受け入れることが難しかったみたい。


清正は人嫌い故なのか、

とても大人しいタイプの猫だと思う。

そして、ある意味自立してる、猫らしい猫。


ドンくんも気質自体は穏やかだけど、

人慣れしているが故に、

人がいないと鳴いてしまうし、

どこにでも入り、登ってしまう。

夜は必ず一緒に寝ないと夜鳴きは止まらない。


言葉だけでは表現しきれない

ドンくんの存在感を旦那は感じ、

気持ち的に負担に感じてしまった。


どんな可愛い猫だって、

逆にどんなに人嫌いな猫だって、

関わる時間に比例して情が湧くものだと思う。


アレルギー症状が出てることに加え、

仕事がちょうど忙しい時期と被ってしまい、

ドンくんと接する時間も旦那は少なかったから

情が湧く前に、マイナスなことばかり

目につくようになっちゃったのかな。



トライアル中はとにかくドンくん中心に生活が周り、

寝不足、ご飯作れない、夜は夫婦別に寝るなど、

(私はドンくんと猫部屋、旦那は寝室)

生活が一変した。


旦那に、自分たちの生活が

破綻してしまいそうだと言われた。


こんな状態では、

我が家でドンくんを幸せにすることはできない…。

ドンくんを保護主さんに返すことを決めた。




ちなみに私個人の考えは、

猫や動物を飼うということは、

アレルギーが出ても薬を飲むなりして

付き合っていく覚悟が必要だと思ってる。


旦那は毎日アレルギーの薬を

飲み続けるのは抵抗があると。


清正を飼うときに、

夫婦できちんと話し合わなかった。

アレルギーで断る事になってしまった原因は

私にもある。





ドンくんを幸せにするために、

ドンくんと幸せな生活をするために挑んだ

トライアルだったのに、

結果的にドンくんにストレスを与えるだけに。


本当に申し訳なくて申し訳なくて、

涙が止まらなかった。


電車に乗っていても涙が出てしまい、

制御不能。


本当に、ドンくんを幸せにしたかった。








トライアル後半はドンくんと寝た。

一緒に寝ると、本当に大人しく寝る。

添い寝のポジショニングも上手にすっぽり。

※初日の最初だけ、

なぜか胸元にドカンと寝られた。洗礼かな?

苦しいよ・・・10キロ弱・・・





ドンくんトライアル最終日。

最後まで膝に乗って寛いでくれた。




ドンくん、

幸せにしてあげられなくて

ごめんね。


早くドンくんの里親さんが見つかりますように。

心から祈る。

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